マイクロ小説

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『ゾンビの訪問』

 ノックの音が聞こえたのでドアを開けたら、ゾンビが立っていた。
  「今、忙しいですか?」と聞かれたので、「いや、そうでもないよ」と答えたら、「お邪魔します」と、リビングにあがってきた。
 
  「どうです?最近」
  「いや、いつも通りですよ」
  僕が出したお茶を飲みながら、ゾンビは軽く肩をすぼめた。
 
  「じゃ、お邪魔しました」
  「もうお帰りですか?」
  「これから、まだ回るところがあるんですよ」
   靴を履きながら、「じゃ、また来ます」と言い残して、ゾンビは帰って行った。
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